書評:僕たちはどう伝えるか
もうレギュラー番組としては終わってしまいましたが、
「しくじり先生」のときからこの人のプレゼン能力には感心していました。
というより、好きです。NAKATAのプレゼン。
常々、僕たちの業界、医学界のプレゼンに関して不満を感じていて、
まーようするに、全然オモロないわけです。
事実や考察の羅列で、プレゼンテーターの体温の感じられないスライドは
みてて退屈なわけです。
そこで、なにを伝えるかよりもどう伝えるかが大切なことや、
プレゼンは勝負がつく格闘技であり、始まる前に勝負がついているものって考えとか、
政治家のくだりには納得。
どうやって思い通りの反応を相手から引き出すか、
右耳を通って左耳に抜けずに心に届けるにはどうしたらいいか
そこにはプレゼンの時のしゃべり方だけじゃなく、
そこまでの準備の仕方、本番での振る舞いや、資料の使い方、
「本当に伝えたいことをいかに伝えるか」
いや、感覚としては「いかに捻じ込むか」ぐらいの印象。
やっぱり聞く側としてもプレゼンはおもしろくて聞きやすいほうがいいし、
する側としても伝えたいことを分かってもらった上で、
楽しんでもらえたら最高だと思います。
オモローなプレゼン作成これからも頑張ります!